彼岸花

先日実家に帰った時、囲炉裏庵と云うお昼の食事を出している家があって
そこの法面に彼岸花が咲いていた。もう終わりがけの花だが、雨粒に化粧されて綺麗だった。
またの名を曼珠沙華、韓国では相思華と書くらしい
全草有毒な多年生の球根性植物で、農家ではネズミ、モグラなどから荒らされないように、これを畑や田の畔道に植えた。
これを食べると『彼岸（死）』しかないという名の由来説もあるが一般に秋のお彼岸時期に花を付けるのでこの名がある。
では相思華のなの由来は、これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味であるらしい。
　愛し合っている二人の愛が認められずにお互いを思いこの花を食べて一緒に死んでしまう…そんなロミオとジュリエットの世界を勝手に想像したのは間違いだった。
明日は中秋の名月
どうか真ん丸お月さまが見られますように…