登山ガイドmountain stream guide santa

https://www.kazenisasowarete.com/

我が家のシャクナゲ

シャクナゲツツジ科に属する高山植物で、もともと原産は中国西部からヒマラヤにかけての標高1000m〜4000m付近に分布していたこともあり、標高700m以上の高地に咲く高山植物だったはずのシャクナゲですが、近年では品種改良などや、直射日光を避ける、暑さに強い系統のシャクナゲを植えたりすることで、低地でも結構あちらこちらで見ることが出来るようです、 中でも日本産のホンシャクナゲやホソバシャクナゲは昔か低地に適応してきた歴史を持っているようです。

子供の頃から家の裏庭に大きなシャクナゲの木が合った。毎年5月頃になると沢山の花を咲かせて、陽の当たらない陰気な裏庭を鮮やかに彩ってくれていた。シャクナゲ高山植物なんてついと知らずに育った訳だが、山へ登るようになってその存在は高山の中での花の中ではひと際目立つ存在になった。
我が家の裏庭に咲くシャクナゲの歴史には大きな意味があつて、人の命の宿る木だと知った。そんなシャクナゲを子供の時から何も知らずに雑作なく見て来た訳で…
家の歴史、家族の歴史、今の自分がある先祖の歴史、生き様、そのほんの一部を垣間見れただけでこの感動がある。なぁ〜んにも知らなかったなぁ。

こんど実家に帰ったらそんな思いであのシャクナゲを見てみたいものだ。


先日、親族の集まりをして、みんなの話を聞いたりして…
今まで、今の自分が在るいみなど考えても見なかったが、奥深い意味を感じる様になりました。

伊那の狐狸での記録
下呂での親族の集い

ちょっとだけ記録をアップしましたよ。