登山ガイドmountain stream guide santa

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湿地に咲くサギ草

野生ランの一種であるサギソウは、高さ20から40cmで、線状披針形の葉を数枚互生し、7〜8月に直径3cm前後の白い花を数個付ける。唇弁が3裂し、両側の側裂片がフリル状に裂けていることが花を豪華に見せています。唇弁の基部に長さ3〜4cmの細長い距があります。日本固有の植物です。

鷺草の名前の由来は、現在の世田谷が舞台です。
室町時代、世田谷城主吉良頼康には、家臣奥沢城主大平出羽守の娘 常磐姫という美しい側室がいて頼康の愛を一身に受けていたが、古くからいる側室達がねたんで、常磐が不義をしたとあらぬ告げ口をしたので遠ざけられた。  
 悲しんだ常磐は幼い頃から愛育した白鷺の脚に遺書を結び、両親の住む奥沢城に放った。
 たまたま奥沢城付近で狩をしていた頼康が白鷺を射落としたところ、脚に手紙が結んであったので開いてみると、常磐の遺書であった。驚いて急ぎ頼康は帰館したが、ときすでに遅く常磐は落命していた。白鷺の射落とされた場所から一本の草が生え、やがて鷺に似た可憐な花を付けたのである。」

これが世田谷の常磐伝説と言われるものです。
話にはいろんな形があり、真偽ははっきりしませんが、現在の九品仏の浄真寺の境内には鷺草園があり、参拝客の目を楽しませているそうです。鷺草は昭和43年に常磐伝説にちなんで世田谷区の区花になりました。見頃は8月上旬からで、夏の季語としても親しまれています。

サギソウの花言葉は「夢でもあなたを想う」



以上はHPよりの引用である



7月初めにそろそろかな?と屏風山の懐に広がる黒の田湿地へ出掛けたが未だ早く見る事が出来なかった。
先日訪れたKumaさんに咲いていたよ…と連絡を頂き今日行って来た。

群生とまでは行かないまでも見事に咲いており綺麗でした。
何となく胸キュンの花ですね?