戸隠うずらやのご主人
HPを見ると顔写真が載っているのだがそれにしても気遣い心配りのご主人だ。
待ち時間は20分から30分位なのだが待って居る人達への声掛け、即座にお客さんの状況を判断し臨機応変な対応、席への案内からお見送りまで…素晴らしい
足の不自由な人には1階の椅子の席へ、小さな子供の居るグループには座敷へ、若い二人連れには少々間隔を開けた席へ…
殆どが2名以上で一人で並んだのは多分俺一人だったんだろう
順番が近づくと『一人で並んで頂いてありがとう』と先ずは声掛け、もう直ぐですから…と二度三度声掛けしてくれた。順番が来ると当然相席かな?と思っていたのだが窓際の特等席だ。ノンアルコールで少し時間をつぶしたが手持ち無沙汰なに気づいたのか『もう少しですから』とサライの本を持って来てくれた。好意は嬉しかったのだが眼鏡を車に置き忘れて写真くらいしか見えないのが残念だったが、その気持ちが嬉しい。
やがて目当ての天ざるが出されるのだがわざとだと思うが『盛り付けに失敗して綺麗じゃないので後でもう少し持ってきますから、これ先に食べていて下さい』確かに盛り付けが雑になっていて戸隠蕎麦特有の玉そばがぐちゃぐちゃっとなっているのだが、一玉だけだ!
多分一人でずっと待って居た自分への気遣い(サービス)だろう…わざと一玉崩して後でサービスしてくれる気遣いではないだろうか?
後から出てきた蕎麦はおまけがついて三玉もあった。
おかげで全部で八玉食べた事になりお腹も満足だ。
時々、美味しいですか?つゆはありますか?一人で並んでくれてホントにありがとう…
などと話しかけてくれるので嬉しくなってしまうのだ
決して自分だけではなくほかのお客様へもそれぞれの特徴をつかんだ対応だと思うのだが、
素晴らしい、いい人だ!でも仕事を終えた後はきっととことん疲れているんだろうなぁ
お代を支払う時もどこから見えたのですか?一人で並んで頂いて本当にお待たせしてすいませんでした、としきりだった。
一昔、最初に訪れた時にお金を払いながら戸隠の山はどこですか?と尋ねたら、わざわざ外まで出て来て、あれですよ、あのごつごつした山並みですよ、今日は雲が多くてはっきり見えないなぁ…と自分の事のように残念がりながら教えてくれたのを思い出しました。
戸隠は大好きだなぁ
温泉なら万座、蕎麦なら戸隠、露天なら関温泉の河原の湯、スキーに行くなら志賀高原、
北信,信越方面は大好きだなぁ